Friday, February 26, 2021

LEH 2021 S/S Collection「服食人種」第二弾アイテムの入荷です。

 


LEH 2021 S/S Collection「服食人種」、4品番の入荷です。


「Big Size Silet T-SH (WILLIAM BLAKE Poem) *Black, White, Khaki」


「Big Size Silet T-SH (SONGS OF EXPERIENCE) *Black, White, Khaki」


「Big Size Silet T-SH (光,闇,悟り) *Black, White」


「Asymmetry S/S T-SH *Black, White」









毎日の生活の隙間を満たしてくれる多幸をもたらすデザインは、いつだって着る人に可能性を与えてくれる。



写真家 齋藤亮氏とのフォトセッションで構築されたカタログも届きました。必見です。






ご希望の商品や詳細等についてはご連絡ください。

info@hegood.jp


宜しくお願い致します。






















Thursday, February 25, 2021

memo

 

じめて訪れたお店の場の空気感と匂いがよければ、丁寧に営んでいる様子が伝わり心地よい。

窓辺から差すやわらかな光もまた、店主の人柄をあらわすのに一役かっているかのよう。

お店に並んだ品々を熱心に説明してくれるのは、ひとつ一つがたまらなく愛おしいからなのだろう。こうしてその逸品たちは、それぞれの土地で、それぞれの語部を通して根付いていくのだ。

カウンターの陰にひっそりと置かれていたのはスチーマー。いつでもスタンバイは出来ていて、いつでも店主が自慢の品々を一番綺麗な佇まいで見てもらおうと愛でているんだろうな。そんなスチーマーはまるで、炊きたてのあんこだと思った。掘っくり返した土の中にミミズが居てくれて嬉しいなぁと思うあの感じに似ている。

ひっそりとしたひとつ一つ連なる所作が、お店の信頼感を得ているのだと、あらためて教えていただきました。

こうして学びを得るとは、自分が変わる良いきっかけなのだ。

2月、吉日。関係各位みなさまのお祈りのもとに、地鎮祭を執り行っていただきました。

いつの日か恩返し出来るよう、豊潤な大地のように実りある場所に整えていきます。ありがとうございました。


いま、わたしたちはこころ躍らせながら、新たな場所作りに励んでいます。











Friday, February 19, 2021

memo

 


なんでもないことは流行に従う

重大なことは道徳に従う

芸術のことは自分に従う


小津安二郎



















Tuesday, February 16, 2021

空ゆくまま

 

飛び切りイカした春の装いも届きはじめた矢先の真冬へ戻ったかのような荒天。

足どり軽やかになったのも束の間、なめてかかるな北の大地。

まだまだ2月中ば、これこそThe東北そりゃそーだ。

外は吹き荒れる風と雪に寒さ厳しく、思わず縮こまってしまいそうになるけれど、これから起こる出来事や、新しく出逢う方々、やること満載を想い浮かべると、外へ飛び出して行きたくなるってもんよ。

こんな時こそお茶でもゆっくり淹れながら、面白いアイディア考えましょ。


我慢できずに新作ジャケット羽織って雪かきしたけどね。

おかげさまで軽やかな気持ちで一日を過ごすことができました。











Friday, February 12, 2021

美しいこと


 

これからの人生に添えるものを選んでくれてありがとう。

どうぞクタクタに擦り切れてしまうまで着倒してくださいね。

日々向き合えば向き合うほど、艶やかさが増してゆく様を愛おしく育んでいってください。たくさんの経験を共に歩んでください。

いつの日かそのお役目が終わるとき、今まで一緒にいてくれてありがとう って声が聞こえるのを楽しみに。


透き通った空気の中、西の空の夕焼けをバックに浮かび上がった稜線が美しい日でした。










Thursday, February 11, 2021

LEH 2021 S/S Collection「服食人種」第一弾アイテムの入荷です。

 

LEH 2021 S/S Collection「服食人種」、3品番の入荷です。

Zip Top JKT  *Black, Gray

「Over Apron Skirt *Black


GURKHA Cargo Pants *Navy(Leaf)



ご希望の商品や詳細等についてはご連絡ください。
info@hegood.jp


宜しくお願い致します。




今期のコレクションは英国ロマン主義の先駆者、詩人 ウィリアム・ブレイクから着想を得て構築されたとのこと。

生涯を通じて進取の気性に富んだアナーキストは現実社会に背を向けず、芸術を創出し続けることで、夢限の世界を自由に行き来していたのでしょうか。ブレイクの詩や版画をあまり知ってはいないので、これから掘り下げてみようと思ってます。



さて、私はここにもう一つ、鈴木大拙の「日本的霊性」を孕めながら、ここ岩手にてみなさんにLEHをお伝えしていきたいと考えております。


「人間は大地において自然と人間との交錯を経験する。人間はその力を大地に加えて農作物の収穫に努める。大地は人間の力に応じてこれを助ける、(...)大地は詐らぬ、欺かぬ、またごまかれぬ。人間の心を正直に映しかえす鏡の人面を照らすが如くである。大地はまた急がぬ。春の次でなければ夏のこぬことを知っている。蒔いた種子は、その時節が来ないと芽を出さぬ。枝を張らぬ、花を咲かせぬ、従って実を結ばぬ。秩序を乱すことは大地のせぬところである。それで人間は、そこから物に序あることを学ぶ、辛抱すべきことを教えられる。大地は人間にとりとて大教育者である、大訓練師である。」

「日本的霊性」鈴木大拙


大地を衣服に置き換えて考えてみる。

直線的に帰結してしまいそうなファッションというこれまでの概念に、あまり幅や奥行きを感じなくなってしまったんですよね。なんか色気ないなあって。

もっとそこには坦坦とした事実の中で連鎖し合う力(熱)に、それこそそこにロマンを感じてきた。

どうやら世界は今後スーパーフラットを望み進むかもしれないけれど、もっと多様で歪な様が自分にはしっくりくる。もっとこう手触りな感覚や関係を取り戻したいと考える毎日。

すでにあるその地が育んだ景色や風土に、凛とした清々しさや艶やかさを重ねていきたい。

そのためには例えば元気に大きな声で挨拶するとか。当たり前と捉えていた自分の態度を今一度深く内省してみる。そこから生じる理があったなら、それを信じて粛々と全うする。種を蒔かなきゃ芽は出ないし花咲かない。

なんとまぁ面白いことに着る方によって、その衣が放つ特性が無限に変わる。「人間の心を正直に映しかえす鏡の人面を照らすが如くである。

私がいまたどり着きたくて毎日を励んでいるのは艶っぽさの創出。なんだかよくわからないけれどゾクゾクするような感覚に自身をもってきたい。50までには成し遂げたいと40を迎えたとき思ってまだまだ道半ば。

これまで衣にはたくさん助けられてきた。特別なことなど何もないわたしのことを着飾り、世界との接点を生み出してくれた。喜怒哀楽を共にし、わたしを鼓舞し続けてくれた。これからもそんな存在であり続けてくれるけれど、そろそろ恩返ししなくちゃね。あなたに着てもらって嬉しいよって思ってもらいたい。

「衣は霊の依るところ」あらゆる物に魂は宿る。私たちの体を包み、いつも護ってくれている衣に喜んでもらえるような存在になるとあらためて誓ったのです。やること満載、張り切って参りましょう。


私にとって大地のような存在であり続けてくれるLEH。今期もまた目を見張り胸が熱くなるほどの創作を生み出しております。

どうぞご期待ください。


公開されたムービーも必見ですよ!















Monday, February 8, 2021

LEH 2021 S/S Collection「服食人種」





LEH 2021 S/S Collection「服食人種」オフィシャルサイトにて公開されました。

是非ご覧ください。


http://www.leh.jp




衣は霊の依るところ。

Lehを身に纏ったわたしは、大空を自由にどこまでも飛び回ることができるのだ。

わたしが私であり続けるるための、大切なエレメントのひとつ。




今期もまた気概と想いを馳せて、みなさまへお届けします。

どうぞご期待ください。













Friday, February 5, 2021

山ちゃん

 



生き方そのものがまるで作品のようなひと。

透き通った目と純粋なこころで見据えた理が輪郭を成した創作に、いつも誰かに多幸と気付きと、ほんのちょっと勇気みたいなものをもたらし続けている。


作品集の出版おめでとう!

嬉しくて誇らしいぜよ、マイ ブロ!


https://www.instagram.com/yoheiyama_/









Sunday, January 31, 2021

1.31 。

 







毎朝おはよう!と元気に挨拶を交わした後、今日も一日ご機嫌に過ごせますようにと願いを込めながら一杯の珈琲を淹れる。

窓から眺める四季折々に話を弾ませながら、わたしたちの一日がこうして始まる。

クラクラするほど日常は瞬時に移ろいでゆく中で、ふと我に返るこのひと時を迎えられる今日に、こころから感謝するのです。


あの時出逢ったご婦人が、また今日も朝日を浴びながら散歩していますように。

希望に満ち溢れてますように。















Monday, January 25, 2021

1.25 。

 








人の活動こそが、街の文化度を定めるのではないのでしょうか。

理由なき欲望を満たすためだけの消費ではなく、地域貢献になり得る投資であることを念頭に、これからのあらゆるものを判断し紐付ける。


「文化的な投資の豊かな都市が発展する」

豊潤な人と資源が至る所に存在している。


永きにわたってコンコンと湧いる水の無償の恵に感謝する毎日なのです。